ダッチウエスト社のフェデラルコンベクションヒーターを施工させていただきました。

触媒を用いて高い燃焼効率を誇るダッチウエスト社の代表的ストーブです。
炉内の温度に応じてダンパーの操作が必要ですが、触媒による燃焼はクリーンな排気と高い熱効率を実現しています。
また、ストーブ本体の表面には小石で打ったような模様が施され、表面積を増やすことで放熱面積を増やしています。
最近は大分暖かくなってきましたね。
今シーズン、薪ストーブの出番も残り少ないかもしれません。
建築の新築時には、屋根材の施工タイミングや内部の仕上がりの状態を見て、何度か施工などのタイミングがあります。
基本的には
①屋根材が葺かれる前に、屋根の上の煙突を先行して取付
②内部(およびストーブ周辺)が仕上がってきたら、内部の煙突とストーブ本体の設置
③お客様のお引越し後に取扱いの説明
となっています。
1月のお仕事を一部抜粋で例に。
①屋根上の煙突の先行取付

屋根材との取り合いがあるため、屋根を施工する前に屋根の上の煙突だけを先に取り付けます。

屋根に立ち上がりを作っていただいた場合はこんな感じ。
それぞれ施工方法によって使う部材も異なります。
②本体の設置

内部が仕上がってきたら内部の煙突と本体の取り付けに。
こちらはダッチウエスト社のエンライト。

ドブレ社のヴィンテージ35

ネクター社 ピキャンバロッサ

こちらは工務店さんからのご依頼で、自社の建物の工事をしながらストーブを使いたいとのことだったため、屋根部材仕込みからストーブ周辺を先行して仕上げてもらい、すぐに本体の設置となりました。
取扱い説明も本体を設置したその日に行いました。
一方で、新築でなく既存の家に薪ストーブを取り付ける際は1日で行うこともあります。

こちらは既存の住宅の壁を貫通し施工したもの。
現場の状況などいろいろなパターンがありますが、雨仕舞や安全性に配慮して施工をしています。
HARMAN社のペレットストーブ XXVを施工させていただきました。

HARMAN XXVはHARMAN社設立25周年を記念して製作されたモデル。
薪ストーブを思わせる重厚なデザインが特徴です。
オプションパーツをつけることで、薪ストーブ用の煙突で施工が可能なため、薪ストーブからの入れ替えも可能です。
今回は玄関からの続きの土間に施工させていただきました。
明けましておめでとうございます。
ハースクラフト株式会社は、1月6日より営業を再開しております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
10月~12月は、施工、メンテナンス、取扱い説明となかなかに大忙しでした。





(以上一部抜粋)
10月~12月は大忙しでしたが、例年1月頃からは落ち着いてきます。
設置やお見積りのご依頼、ご相談等ございましたら、是非ご連絡ください。
ショールームにて実際に薪ストーブの燃焼の様子もご覧いただけます。
※ショールームは事前のご予約が必要です。TEL:078-600-2233
本年もよい年となりますように。
ペレットストーブの設置のご依頼も頂いています。
ペレットストーブは薪ストーブと違い、ファンやモーターによって燃料や空気を送ることで手間をかけずに炎を楽しめるストーブとなっています。
燃料は木屑を木自身の成分で固めたペレットと呼ばれるもの。
電源(100vのコンセント)が必要ですが、家電感覚で炎のある暮らしを楽しめます。


施工も薪ストーブに比べ簡易的に行うことが可能で、壁に穴を開け短い排気筒を出す程度の工事で設置することが可能です。



炎のある暮らしに興味はあるけど、薪ストーブは手間や工事の問題で難しそう、といった方は、ご検討いかがでしょうか?
最近は朝晩は冷え込むようになりました。
が、薪ストーブユーザーの皆さんには待ちに待った季節がやってきた、とも言えるかもしれませんね。
今年設置工事を行ったお家には、この季節頃に薪ストーブの取り扱い説明に伺っています。
薪ストーブに実際に火を入れて、燃焼させながら説明しています。

薪ストーブも様々な機種があるので、操作のしかたがそれぞれ違ったりします。
どうすれば煙を少なく、燃費よく燃焼させられるのか、など。
実際に火を入れながら説明させていただくのが一番というわけですね。


お客様の喜んでいる様子を感じられる瞬間です。
先日は、能勢町にてメンテナンスに伺いました。
まずは屋根に梯子をかけ、チムニーの角トップを取り外して角トップ内をきれいにします。


次に煙突内の煤を専用の道具を使ってストーブ内に落とします。

たくさんお使い頂いていたようで煤は少し多めですが、さらさらとした状態のいい煤でした。
(なお、羽が見えますが、煙突からすずめが入ってしまっていたようでした。)

薪ストーブ本体を分解してブラシと集塵機できれいにします。

組み立て直して完了です。

今年も良い薪ストーブライフを!
勾配屋根の煙突工事に伺いました。
現場に足場があるうちに、屋根の上の部分を納めてしまいます。
今回はチムニー(煙突囲い)のない勾配屋根ですので、フラッシングという部材を屋根材の下に仕込みます。

煙突を屋根に支持部材で固定後、フラッシングを仕込みます。


コーキング、防水テープにて防水処置を施します。
屋根材が施工されればこの部分は屋根材の下に入る部分になります。

水切りとなるカラーを取り付け、こちらもコーキング等にて隙間から雨が入らないように処置します。
写真には写っていませんが、この後紫外線によるコーキングの劣化を防ぐためのカラーをもう一つ取り付けています。

煙突を伸ばし、トップを取り付けます。
今回は勾配があるため煙突を長く伸ばす必要があるため、屋根上にてもう一点支持をとっています。
あとは屋根屋さんに水が入らないように屋根部材を施工していただき、室内側の工事が進めば室内の煙突を伸ばしてストーブを設置すれば完了となります。
先日は豊中市に煙突掃除に伺いました。
平屋の屋根に大きなチムニーのあるお家。
屋根に上って煙突を外し、ブラシを入れて煙突の煤を落としていきます。

非常に上手に使われていたようで、煤はほとんどついていませんでした。
奥に見える片手に乗るくらいの量の煤が、煙突に付着していたものですね。

本体を分解して集塵機とブラシでお掃除。

分解したストーブを復旧して完了です。
京都市にペレットストーブの設置工事へ伺いました。
今回設置した機種はハーマン社の「XXV」。ハーマン社設立25周年を記念して作られた薪ストーブを思わせるクラシックなスタイルのペレットストーブです。
基本的にはペレットストーブは排気筒をあまり立ち上げず、壁から出すことが多いですが今回は希望もあり一階天井と屋根を貫通し、排気筒を屋根立ち上げる試みをしています。

2F天井の貫通部 中は薪ストーブの煙突と同様の煙道を作っています。

そのまま1F天井を貫通し1Fのリビングに面した玄関先のフロアに。

最後は実際に火をいれて取扱説明
クラシックな見た目が建物に非常にマッチしていて、お客様にも喜んでいただけました。